ちゃんとお手入れしているのに何で髪が痛むの!!?もしかしてそれって梳きバサミのせいかも?

大阪の難波と和泉市でフリーランスの美容師をしている斉木です

「とにかくこだわった技術、正しい施術で髪を綺麗に」

どんな美容師なのか?は下記の「詳しいプロフィール」をご覧ください

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前回は髪は正しい施術で綺麗になると言いました

正しい施術とは今の髪に必要な事をする無駄な事は一切しないという事です

そうする事で髪本来の美しさを手に入れるという事です
こちらをご覧ください



そして今回は梳きバサミのカットで髪が痛むについてお話していきます

僕のところに来る人の大半はカットで髪が痛んでいる人が多いです

  • 髪がパサパサ
  • 髪がまとまらない
  • 変に膨らむ(くせ毛の場合もあり)

とまあこんな感じですね

たとえばこの状態でトリートメントなんてしても全くの無意味です
だって痛んでいるのは梳きバサミなどのカットのせいですので
根本的解決になっていません

今日は梳きバサミには気をつけようというお話をしていきます
これは美容室選びにとってとてもいい判断材料になると思います

目次

むやみやたらに梳きバサミを使うのはアウト

よく美容師さんに言われる言葉第一位!!

髪の量が多いんで梳いておきますね!!

これです!
まあたぶん言われた事ない人なんていないんじゃないか?と思っているくらいに言われる言葉です

実は髪が多い=すきバサミではありません

勿論梳きバサミを使う事は反対しておりません
僕も使う時は使いますからね

でも髪質に合わせた使い方が大事なんです!
なんでもかんでも髪の量が多いからって梳きバサミを多用していたら変な髪型になって当たり前です

梳きバサミを多用し過ぎた結果こうなった髪型はこちら!

どれもやべえ~カットで梳きバサミを多用された結果です
こうなりたいのなら別ですが
こうなった時に修正するのは正直大変です
長い人で一年はかかります!

なので梳きバサミの使い方を間違えるとえらいこっちゃですよ!

「髪の量が多いので梳いておきますね」は即逃げろ!

もしこの言葉を最初に言われたのなら覚悟をしておいてください
もしくは逃げてくださいそうするしかありません
正しくカットが出来る方は損な事はまず言いません
勿論スタイル、髪質などで言ったりしますが最初はまずはカットをして
そこから梳きバサミが必要かを判断していきます

もしくはカットをする前の段階で髪質が明らかに多い!
段差をあまり入れたくない方は梳きバサミを使う前提でカットをしたりします

最初から梳くという行為はしないはずです

とはいえしても問題ない方もいるので全てではないですが
髪が細い等の人は好きバサミは無縁ですので言われたら即逃げるか覚悟して受け入れるしかありません

段差を入れて軽さを作る!

髪は段差を入れて軽さを作ります
なのでまずカットで段差を細かく調整して形と髪の量をコントロールするのです
しかし現在は本来は髪の段差を入れて量をコントロールするはずが
大幅な短縮カット、もしくは誤魔化しのカットによる梳きバサミが多い印象です

いわば「とりあえず梳けばいいんじゃね?」カットです!
僕の先輩も言っていましたよ「とりあえず梳けば何とかなる」
まあそんな業界なんですよ今って

じゃ段差を入れると軽くなる写真をお見せします

こちらです!

右は段差が入っている状態

左は段差が入っていない状態

段差を入れている右は梳きバサミを使わなくても軽さは出ますが
段差の入っていない左は重たい印象です

髪の毛の少ない人や普通の量の方は梳きバサミは使わなくてもいいと思います
使うとしても毛先だけか好みで使用程度です
多用するようなものではありません

でも左は梳きバサミを使わなければのてっとした重たい髪型になるので梳きバサミを使わなければ軽さは出ません

では一度梳きバサミを使ってみます

結果こうなりました!
右は軽く一回梳いた程度です
十分軽さは出ています

でも左は一回梳いても全く軽さは出なかったので
二回梳いて三回梳いて四回梳いてみました
なかなか軽さが出なかったので「もう少しだけ梳こうかな」感覚で梳いた結果
こうなったので本当に失敗しました!

つまり段差を入れないと重さがなかなか取れないといった事です
ちょっと梳きバサミの梳きでは重さが取れないので
何度も何度も梳いていつの間にか「あれ!!やべ!スカスカじゃん」って結果になるのです
こうなったらもう短くカットをするしかありません

カットというものは段差の積み重ねでまとまりや軽さを調整するものです
決して梳きバサミだけで軽さを作るのではありません


段差+梳きバサミの両方が必要なのです!

髪をスカスカにされた方の事例

僕のところではよくカットに失敗されました助けてくださいとよくご来店されます
この記事もどうぞ!

勿論カットだけではなく髪に必要なかったサロントリートメントや髪質改善の髪のダメージ等
様々な方がご来店されます
その度に思います!

これ!絶対トリートメントいらない髪質とダメージだろ!?
売上狙いか??こんちくしょー!!

まあ基本的に今の美容室が売り上げ狙いが多いの消費者側も賢く生きなければ騙されて
お金をむしり取られるだけですのでしっかり美を学んで危ない美容師は選ばない様にしましょう!

という事で事例です

まあ見てもらえればわかると思いますが毛先がスカスカです!

いわゆる「すきバサミを使いすぎちゃったごめんねてへぺろカット」です

流石にこれはいかんでしょ!という事で正しくカットをしていきます

ちなみに何度も言うように上記の写真は髪のダメージは確かにありますが
梳きバサミを多用されているのが原因ですのでトリートメントをしても一切良くなりませんので
やらないでくださいね!
もし髪のダメージが激しい人はやってもいいですがまずはカットをして必要ならやっていきましょう!

という事でまずは段差を適度に入れてカットをしていきます
段差がイヤな方は相談して段差の高さを調整します
ただし髪が多い方は多少入れたほうが軽さは出ます
あまり入れたくない人は段差を少しだけにしておき梳きバサミを使うとよいでしょう
そこは相談しましょう!



こんな感じです!どうですか?
こっちの方がまとまりもあって良くないですか?
少し段差が入っているのでブローやアイロンをしても動きが出ますし
ある程度毛先に丸みが出ます

先ほどのスカスカの髪型ではセットをしても決まらなかったり髪がパサパサするので
お世辞でも美しい髪型とは言えません

梳きバサミは髪を美しくする道具でもありますが場合によっては髪を痛ませたりするという事もあるという事です
安易に「梳きますね」と言われても「はいお願いします」とは言わない事です

私の髪に梳きバサミを使ってもいいのか?わからない!

正直な話自分に梳きバサミは必要かなんてわからないと思います
なので簡単な目安としてお伝えします

髪が少ない方

梳きバサミは無縁です!もう美容室で梳きバサミを見る事はないでしょう
生涯すきバサミは必要ないと思ってもらって構いません
たまに梳きバサミを使うとボリュームが出るという事を聞くと思いますが
でません
たしかにふわっとしますが実際に物量が減るのでボリュームがダウンします

髪の量が普通の方

こちらの方はスタイルや好みで使い分けます
段差を入れたくないスタイルで軽さが欲しいのなら使います
なのでまずカットをして梳きバサミが必要なのか?そうではないのか?
というところです
なのでまず梳きバサミなしでカットをお願いしましょう
もし必要なら梳きバサミを使っていきましょう!

髪の量が多い方

髪の量が多い方は梳きバサミを使う頻度は高めです
ただしこれもまずはカットをして必要かどうか?を決めます
最初から梳きバサミで無双しません
髪の量が多い方は段差を入れるスタイルがおススメですが
入れたくないという方もいるのでそこは慎重にカウンセリングをして髪型を決めていかなければなりません
安易に「量が多いんで梳いちゃいますか?」なんて言葉はアウト!
変な髪型になったりバランスの悪いスカスカになるだけです!

とまあこんな感じです!
どれも言える事はまずは梳きバサミなしでカットをする事です
その際にご自身で見て重たくないと感じれば必要ありません
逆に重たいかな?って感じるのであれば段差を入れて軽さを作るなりそれ以上段差を入れたくないので
あれば梳きバサミを使うといった事をするといいと思います
なのでまずすきバサミなしでカットが出来る美容師さんをお探しください
もしいなければ僕のところに来てください

結構遠くの方も面白がって来てくれます!


圧倒的丁寧な美容師
ヘアーカット研究科
正しい技術で髪はキレイになる!
特殊な薬剤を使わないでベースとなるカットで髪を綺麗にする!
髪質に合った適切な技術、ヘアケアで髪はキレイになる
全力で手を抜かずに髪を綺麗にする丁寧な美容師として活動中
一回目より二回目はより髪を綺麗に色々改善していき一緒に「似合う髪型」「素敵な髪型」を創っていきたい

お客様の感想

ご来店された方の感想の一部です
勿論ダメな感想もちゃんと載せております!そんなせこいマネをする小さい男ではありません
包み隠さず出しております


ご参考にしてください

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