カットについて

カットの段差の重要性そして「すく」のは
そのスタイルに必要な量感のみ

髪の毛はミリから1㎝の段差で影響がでます
(左右の長さではなく段差の事です)
それだけ繊細なのです

これを無視して「数ミリの違いだからいいや、あとからすいて誤魔化そうでは失敗カットの誕生です
そして大事なのが髪の毛の段差
多いのが「段を入れないで軽くしてください」これは最もアウツです
何故なら段差を入れなければ軽くならないからです

勘違いしやすいのが軽く=髪をすく、です
ですがこれは違います

こちらの写真を見ていただきましょう

どうでしょうか?
左は段をいれて
右は段を入れないで
カットしました
左は丸みが出て綺麗に収まります
右は丸みが出ずに下の方に重みを感じます!

右 段なし
左 段あり

段差を入れたほうと
段差を入れなかったほうとでは
全然違います
これをでは髪をすいていきます

両方毛先を少しだけ髪をすいただけです

右 毛先のみすきバサミ
右 毛先のみすきバサミ あんまり重さは取れない

比べました
左は毛先をすいた感じ
右はすいていない状態

左の段を入れたほうは少し髪をすくだけで軽くなりました
もっと軽くならベースの段差をもう少し高く入れたり、もう少し量感を調整すればもっと軽くなります
では段を入れなかったほうを見ていきましょう
おやおや、まだ重たいじゃありませんか
比べてみてもわかる通りあまり重さは取れていません
軽くなるまですいていきましょう

どや!ふう~やっと軽くなりましたぜ

軽くはなったが毛先がスカスカ
これでは厚みも出ないし
収まりも悪い
はねやすくなる
段を入れないとかなり梳きバサミを入れない
と軽くならない事がわかる
失敗カットの典型的な例だ

右 毛先がスカスカ
左がこちら 右と比べると全然違う

そしてカットした毛の量

完全にカットの量がちがいます

無駄なカットなのです
本来ならここまですく事なく軽さを出せたものを
ベース作りを間違えたせいで無駄なカットをしてしまった
段差は必要なのです
軽くとは髪をすく事ではなく段差を調整して量感を調整することです

素人美容師でやりがちなのは段を入れずに髪をすく事
なかなか重さが取れないので髪をすき続けてしまい
最終的にはスカスカ

スカスカにならずまでとも毎回同じことを繰り返していくと

最終的には毛先がスカスカ状態、はねたり、アイロンで巻いても厚みがなくすぐとれたりする
特に多毛の人とかは注意

伸ばしている方とか特に注意
伸ばしている方は一度キレイに段差を入れ少しだけ髪をすき
1~2カ月で必要ならばメンテナンスカット

無駄はカットは一生伸びません

当サービスでは伸ばしている方へはどれぐらいの軽さを求めているか
によってカットをしていき無駄なカットは一切なしで日々のお手入れ
カラーをするなら極力痛まないカラー剤の使用
数カ月のメンテナンスカットでキレイに伸ばしていくことをお勧めしています

髪型がはねる

カットが上手くできていれば収まることがあります
カットが上手くできていなければ
すきすぎではねたり段差の入れ方が悪かったりではねたりすることがある

ある程度髪の適合性があっていれば収まります
髪質により収まらない場合あり、めちゃくちゃくせ毛の方などはショートカットがお勧めです
好みに合うかはわかりませんが
適合性とは素材に合わせて頭の丸みにあわせてカットできているかという事です

なので「このスタイルにしてください」となっても
「あなたの素材ではこのカットは適合性に合わないけどそれでもやる?」です。

カットを知っているからこそ説明できることです

私の髪の毛はこんなのができるかしら?
気になるなら一度お問い合わせください、どんどん美容師を利用してやりましょう!!
お答えできる範囲はお答えしましょう!

カット前のコンディションへのこだわり!

まずは髪をぬらします
ウェットカット
ぬらすことで本来の髪質がでます
よくあるドライカットはモチがいいとかくせ毛を見極めるとか
くせ毛なんて日によって違うし髪の型がついてたらむちゃくちゃになる

もちろんいいメリットもある
普段ぬれた状態で過ごさないからウェットで切ったあと
ドライ状態で初めてくせ毛がわかるそこを追い込む
だからドライカットだけとかはやらない

やるのは両方、ウェットでカット、ドライヤーで乾かす
ドライで再度チェック、二つの良いとこをとる
(伸ばしている方でメンテナンスカットなどは濡らさず乾かしてカットする場合もあります)
大切なのは髪質にあったカットをする事、決して髪の流れに逆らわない

技術について 戻る


予約、価格表

こちらからどうぞ!!